血管年齢とは、血管の硬さが何歳に相当するかを算出したものです。
1998年に医学博士の高沢謙二氏がアメリカの高血圧学会の学会誌『ハイパーテンション(高血圧)』に発表したことから話題になり、マスコミで頻繁に取り上げられるようになりました。
血管年齢の若返りを阻害し老化させる原因は、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙の4つだと言われています。
この4つはどれも生活習慣に起因しているものです。
運動不足、不規則な生活リズム、偏った食事、ストレス、タバコ、過度の飲酒などをなるべく避けることが大切です。
血管年齢若返りを阻害され老化すると、動脈硬化がみられるようになります。
動脈硬化は、40代ではほぼ半数の人に、60代ではほとんどの人にあらわれます。
動脈硬化は、心筋梗塞や脳血管障害の病気の原因となります。
逆にいうと、血管年齢の若返りによって、動脈硬化を防ぐことができ、心筋梗塞や脳梗塞や脳血管障害を防ぐことができるということになります。
測定は、病院において加速度脈波計という専門の機器によって行います。
最近では、一般用の測定器も市販されています。
健康イベントやフィットネスクラブ、整骨院などでも測定器がおいてあるところが増えてきました。
また、通常の健康診断でも高血圧、糖尿病、高脂血症に関係する数値と肥満度を確認すればおおよその数値を知ることが出来ます。
年相応が良いのではなく、望ましい血管年齢は20代です。
血管年齢は若返りをすることができます。
方法としては、1日30分程度のジョッギングや水泳、自転車こぎなどといった軽い運動が有効です。
運動によって血管内の一酸化窒素の増加することが、若返りにつながります。
「食事は腹8分目」「アルコールは控えめ」「なるべく歩く、階段を昇る」といった毎日の習慣も効果があります。